40さいの曲がり角

40才でリストラになった事を機にブログを始めてみました。再就職、趣味の韓国語、Kポオタ活などを中心に気の向くままに書いていきます。

韓国語字幕講座 実践課3

最近は課題に追われる毎日です。

たった5分ほどの映像なのに、毎日深夜まで取り組んでいます。

作業の流れはだいたいこんな感じ。

 

1.タイムコードを合わせる(映像とソフトのタイムコードを揃えます)

2.映像を見ながら、息継ぎなどに合わせてスクリプト(台本)をざっくりと

 区切る(ハコ切り)

3.2を参考にソフト上でハコを作る(スポッティング)

4.IN点(字幕の始まり)が正しいかチェックする(スポッティングチェック)

5.OUT点(字幕の終わり)が正しいかチェックする(スポッティングチェック)

6.カット変わりをチェックする(スポッティングチェック)

 カット変わりとは字幕の出始めの前後、字幕が消える前後で

 場面の切り替わりがあったら、見づらくないようにハコの調整をすることです。

 

ここまでは下準備といった感じで、翻訳の本番はここからです。

 

7.ハコの長さに合わせた文字数で日本語訳をする。

 

手順として書くと7番は一行で終わってしまうけど、えらい苦労します。

普通に訳すとだいたい文字数オーバーになるので、

制限内にどううまく収めるかでまず悩みます。

どう考えても全部乗せは無理だと、取捨択一をしたり、思い切って意訳にしたり…

他にも放送禁止用語はもちろん使用してはいけないし←いまだによく分かってない

常用漢字かどうか、ふりがなが必要か、ひらがなで書くか、うんこはダメでうんちはOKとか…

気にしなければならないこと、調べなければならないことが山ほどあります。

自分が日常生活で当たり前のように使っているからと、何の疑いもなく使用すると

「裏はとった?」とすかさず先生のつっこみが入ります。

使用しようとする言葉が日本で一般的に使われているかどうかを

新聞記事や雑誌、書籍の題名、公共のホームページなどを見て確認するのです。

ほんと、日本語ってむずかしい。。。

 

こんな風に四苦八苦しながら、仕事から帰ると毎日のようにパソコンに向かって

あーでもないこーでもないと悩むわけです。

でもパズルのピースをはめるように、ジャストフィットな訳ができると

すっごく気持ちいいです。

でね、毎回これが私の中の最大限の答えだーーー!!って課題提出するでしょ?

んまー、見事なくらいバッサバッサ切られますから(笑)

全然ジャストフィットしてないじゃんっ

失敗から学ぶ日々でございます。